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顧客との接点を逃さない:契約更新と記念日リマインドの自動化ガイド

作成者: 岩田 早織|Apr 12, 2026 1:27:25 PM

顧客対応の「うっかり漏れ」が招くリスク

「契約更新の案内を忘れてしまい、直前になって慌てて連絡した」「顧客の創業記念日や誕生日にお祝いを伝えたかったが、当日を過ぎてしまった」といった経験はありませんか?

顧客数が増えるほど、こうした日付ベースの管理を個人の記憶やスプレッドシートに頼るのには限界があります。対応が遅れると、顧客は「大切にされていない」と感じてしまい、最悪の場合は解約(チャーン)のきっかけにもなりかねません。

HubSpotで実現する「先回り」の顧客体験

HubSpotのワークフロー機能を使えば、特定の日付を起点としたアクションを完全に自動化できます。

設定を行うことで、以下のようなポジティブな変化が期待できます。

  • 契約更新の90日前に自動で社内通知: 担当者が余裕を持って提案の準備を始められます。
  • 記念日の当日にパーソナライズされたメールを送信: 手間をかけずに、顧客との良好な関係を維持できます。
  • 抜け漏れの防止: ヒューマンエラーを排除し、すべての顧客に対して均一で質の高い対応が可能になります。

リマインド設定の方法

今回は、最も一般的な「プロパティの日付を基準にしたワークフロー」の設定手順を説明します。

1. 日付プロパティの確認・作成

まず、基準となる日付データが必要です。

  • 設定(歯車アイコン)>「オブジェクト」>「プロパティ」へ進みます。
  • 「契約終了日」や「初回取引日」などの日付型プロパティがあるか確認してください。ない場合は「プロパティを作成」から新規作成します。

2. ワークフローの作成

  • 「自動化」>「ワークフロー」を選択し、「ワークフローを作成」をクリックします。
  • 「最初から作成」を選び、タイプは「コンタクトベース(または会社ベース)」、開始方法として「特定の日付」を選択します。

3. 登録トリガー(条件)の設定

  • 「コンタクトのプロパティ」から、先ほど確認した日付プロパティ(例:契約終了日)を選択します。
  • 「契約終了日の30日前」など、アクションを実行したいタイミングを設定します。

4. アクション(通知・送付)の追加

  • 社内通知の場合: 「通知を送信」アクションを追加。担当者へ「〇〇様の契約更新まで残り1ヶ月です。準備を開始してください」といったメッセージが届くようにします。
  • 顧客へのメール送信の場合: 事前に作成しておいた「マーケティングメール」を選択し、自動送信されるよう設定します。

5. 運用開始

  • 右上の「確認および公開」をクリックします。
  • 既存の顧客にも適用するか、今後条件を満たす顧客のみに適用するかを選択し、「有効」にします。

まとめ:自動化で「考える時間」を生み出す

リマインドを自動化する最大のメリットは、単なる効率化ではありません。事務的な管理業務から解放されることで、担当者が「顧客のために何ができるか」をじっくり考えるための時間を生み出すことにあります。

まずは重要な契約日から設定を始め、徐々にお祝いのメッセージなどのファン化施策へと広げてみてはいかがでしょうか。