既存のウェブサイトで利用しているお問い合わせフォームをそのまま使い続けながら、入力されたデータをHubSpotへ自動的に取り込みたいというニーズは多いものです。専用の連携プラグインやAPI開発を行わずとも、HubSpotのトラッキングコードを活用することで、この課題を解決できます。
本記事では、外部フォームの情報をHubSpotのコンタクト情報として正確に紐付けるための仕組みと設定方法を解説します。
ウェブサイトの運用において、以下のような状況がボトルネックになることがあります。
これらは、ページ内にHubSpotのトラッキングコードが埋め込まれていれば、「非HubSpotフォーム」の収集機能を利用することで解消可能です。
フォームが設置されているページにトラッキングコードが読み込まれていると、ユーザーが「送信」ボタンを押した瞬間に、コードがフォーム内の各フィールド(入力項目)の内容を読み取り、HubSpotのコンタクトプロパティへ自動的にマッピング(紐付け)します。
このとき、AIが推測して紐付けるのではなく、「項目名の一致」という明確なルールに基づいて処理が行われます。
外部フォームの情報を正しく取り込むには、HubSpot側の「プロパティ」と、フォーム側の「HTML要素」を以下の条件に合致させる必要があります。
取り込み対象となるHubSpot側のプロパティは、原則として「単行テキスト」である必要があります。
以下のいずれかの条件を満たした場合に、データが該当するプロパティに格納されます。
具体例:HubSpot側の内部名が
company_nameの場合、フォーム側のname="company_name"やラベルの「会社名」を検知して紐付けます。
確実に連携させるためには、以下のいずれかの対応が推奨されます。
name 属性やラベルに合わせて、プロパティの内部IDを作成する。外部フォームで「ドロップダウン(選択式)」を採用している場合でも、トラッキングコード経由で取り込まれる際は、HubSpot側では**「単行テキスト」として処理**されます。
もし、HubSpot内でも「ドロップダウン形式」のプロパティとして管理・集計したい場合は、以下の手順で自動化設定を行う必要があります。
まずは、現在のフォームの name 属性をブラウザのデベロッパーツールなどで確認し、HubSpotの内部名と一致しているかチェックすることから始めましょう。