Webフォーム入力によるデータ不備と業務の停滞
Webフォームの入力項目を増やしすぎると、送信直前での離脱(フォーム離脱)が増加してしまいます。そのため、ユーザーの負担を減らす目的で「郵便番号」のみを入力させる運用が一般的です。
しかし、取得したデータが郵便番号のみで「都道府県」プロパティが空欄のままHubSpotに蓄積されると、運用上で次のような課題が生じます。
- リード割り当ての停止
都道府県データが存在しないため、地域ごとに営業担当者を決定する自動割り当てワークフローが途中で停止する。
- セグメント配信の精度低下
特定地域に向けたメール配信やセミナー案内の際、対象リストから漏れてしまう。
- 手入力による工数とミスの増加
担当者が都度、郵便番号から住所を調べて手入力するため、作業負担が増えるとともに表記ゆれ(例:「東京都」「東京」など)が発生する。
外部データ連携による自動補完の仕組み
外部の郵便番号データベース(API)とHubSpotを連携させることで、これらの課題を自動的に解決できます。
- 入力の手間を増やさずデータ補完
ユーザーは郵便番号を入力するだけで、HubSpot内部で即座に都道府県が判明・補完されます。
- 迅速なアクション
正確な都道府県情報をもとに、担当者への通知やリード割り当てが即座に完了します。
- 統一されたデータベースの維持
標準化されたフォーマットでデータが保存されるため、リストの精度が維持されます。
手法の比較:カスタムコードを使うメリット
HubSpot内でプロパティ値を処理・変更する方法には「標準機能」と「カスタムコード」の2通りがあります。
それぞれの特徴とデメリットを理解した上で選ぶことが重要です。
以下の表は、それぞれの仕組みやメリットをまとめていますので、参考にしてください。