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マーケティングEメールを「自分宛ての特別な一通」に変えるスマートルール活用ガイド

作成者: 原田 将寛|Mar 29, 2026 7:56:22 AM

 このような課題はありませんか? 

マーケティング活動を推進する中で、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか。

  • 「一斉配信」が顧客に響かない:すべての読者に同じ内容を送っているため、開封率やクリック率が伸び悩んでいる。

  • セグメントごとにメールを何通も作るのが大変:ターゲットに合わせて内容を変えたいが、その分だけメールを作成・管理する工数が増えてしまう。

  • パーソナライズが「名前の挿入」止まりになっている:もっと顧客の属性や興味関心に合わせた、密度の濃い情報を届けたい。

これらの課題は、HubSpotの「スマートルール」を活用することで解決できます。

 

スマートルールで実現できること

スマートルールとは、受信者の条件(セグメントやライフサイクルステージなど)に応じて、メール内の一部コンテンツを自動的に切り替える機能です。

導入することで、以下のようなポジティブな変化が期待できます。

  • 「1対多」から「1対1」のコミュニケーションへ:1通のメール内で、既存顧客には「活用事例」を、見込み客には「導入メリット」を表示するといった出し分けが可能です。

  • 作成・管理工数の削減:複数のメールを別々に作成する必要がなくなり、1つのテンプレートで多様なパターンを管理できます。

  • 顧客体験の向上:自分に関係のある情報だけが届くため、読者の満足度が向上し、ブランドへの信頼に繋がります。

利用するには以下のプランが必要です。

  • Marketing Hub Professional以上

  • Content Hub Professional以上

 具体的な設定方法 

マーケティングEメール(リッチテキストモジュール)にスマートルールを設定する手順を説明します。

ステップ1:ルールを追加するモジュールを選択

メールエディターを開き、内容を切り替えたいモジュールをクリックします。右上に表示される▼マークをクリックし、「スマートルールを追加」を選択します。

 

ステップ2:切り替えの条件(カテゴリー)を決める

どのような基準でコンテンツを分けるかを選択します。主に以下のカテゴリーが利用可能です。

  • コンタクトセグメント構成要素(リスト):特定のリストに含まれているかどうかで判定します。

  • コンタクトのライフサイクルステージ:「リード」「SQL」「顧客」といったステージごとに内容を出し分けます。

ステップ3:詳細なルールを作成する

選択したカテゴリーに基づき、具体的な条件を設定します。

  • 例:カテゴリーに「ライフサイクルステージ」を選び、ルールとして「顧客」を選択します。

ステップ4:スマートコンテンツを編集する

設定が完了すると、モジュール右上に「スマートモジュール」と表示されます。

最後に、画面右上の「プレビュー」から、特定のコンタクトとしてメールがどのように見えるかを必ず確認してください。

活用のポイント:成果を高めるために

スマートルールをより効果的に使うためのヒントです。

  • まずは2パターンから始める最初から細かく分けすぎると管理が複雑になります。「既存顧客」か「それ以外」かなど、大きな分類からテストすることをお勧めします。

  • 一貫性を保つスマートコンテンツ以外の部分(件名や導入文)との整合性が取れているか、全体の流れを意識して作成しましょう。

  • データの鮮度を保つルールの基準となる「リスト」や「ライフサイクルステージ」が正しく更新されるよう、ワークフローなどの自動化設定も見直しておくと安心です。

スマートルールは、限られた工数で最大の成果を出すための強力な味方です。ぜひ、次回のメール配信から活用してみてください。