HubSpotのポータル内に蓄積された膨大なデータから、目的の情報をいかに素早く見つけ出すかは、業務効率を左右する重要なポイントです。
今回は、HubSpotの「グローバル検索」で「何が検索できるのか」という対象範囲の解説と、検索結果を使いやすくするためのカスタマイズ方法についてご紹介します。
HubSpotを使い込むほど、蓄積されるデータは多岐にわたります。
画面上部の検索バー(グローバル検索)を利用する際、以下のような疑問や不便を感じたことはないでしょうか。
「コンタクト担当者で検索してもヒットしないのはなぜ?」
「会社名だけでなく、ドメイン名でも検索したい」
「検索結果の一覧に表示される項目が固定されているため、結局レコードを一つずつ開いて詳細を確認しなければならない」
グローバル検索の場所
HubSpotのグローバル検索は、単なる名前検索ではありません。
各オブジェクトの「特定のプロパティ」を検索しています。
グローバル検索でヒットするのは、主に以下の項目です。
これらを知っておくだけで、「どのキーワードで検索すべきか」が明確になります。
| オブジェクト | 検索対象となる主なプロパティ |
| コンタクト | 姓名、Eメール、電話番号、会社名 |
| 会社 | 会社名、ドメイン名、電話番号 |
| 取引 | 取引名、関連付けられているコンタクト・会社の名前 |
| チケット | チケット名、チケットID |
| カスタムオブジェクト | 「プライマリープロパティ」として設定されている項目 |
便利なポイント:
フィルターを調整することで、標準的なオブジェクトだけでなく、Eメール(件名など)、リスト、キャンペーンまで検索対象に含めることができます。
「あの時送ったメールの内容を確認したい」といった場面でも、わざわざ各レコードを遡る必要はありません。
フィルターをクリック
検索したい対象を選択する(上部で黒くなっているものが検索対象)
今回のアップデート(2026.03)により、検索結果に表示されるプロパティを、オブジェクトごとに自由に選択・並べ替えできるようになりました。
例えば、コンタクトを検索した際に「氏名」だけでなく「最終アクティビティ日」を並べて表示させれば、レコード詳細ページを開く手間を省き、即座に次のアクションへ移ることが可能です。
検索をより快適にするために、以下の手順で設定を行いましょう。
HubSpot画面上部の検索バーをクリックします。
検索バーの右側にある「フィルターアイコン」をクリックします。
表示されるドロップダウンメニューから、検索対象に含めたい項目(Eメール、リスト、カスタムオブジェクトなど)にチェックを入れます。
検索バーの右側にある「設定(歯車アイコン)」をクリックします。
設定画面にて、カスタマイズしたいオブジェクトタイプを選択します。
検索結果の一覧に表示させたいプロパティを選択し、ドラッグ&ドロップで見やすい順序に並べ替えます。
グローバル検索は、HubSpotにおける「情報の入り口」です。「どのプロパティが検索対象か」を把握し、さらに表示項目を最適化することで、日々の細かな確認作業の積み重ねが大幅に短縮されます。
まずは、普段の業務で「検索した後に必ず確認している項目」を、検索結果の1枚目に表示させることから始めてみてください。