「海外からのお問い合わせが増えてきたから、ウェブサイトに英語用のフォームを用意したい」
そんな時にネックになるのが、翻訳の手間と集まったデータの管理です。
「英語で入力された文章を翻訳するのは仕方ないとしても、選択肢のデータまで英語と日本語が混ざってデータベースが散らかるのは避けたい……」とお悩みではありませんか?
単純に英語専用のフォームを新しく作ってしまうと、HubSpotのデータベース(CRM)にも英語の回答がそのまま蓄積されてしまいます。
すると、「この英語の選択肢は、社内のルールだとどれに当てはまるんだっけ?」と担当者が毎回確認して日本語に翻訳しなければならず、顧客管理やデータ分析の手間がぐっと増えてしまいます。
せっかく海外向けの窓口を広げても、社内の業務が煩雑になって事業成長を妨げてしまっては本末転倒ですよね。
実はHubSpotのフォーム機能を少し工夫するだけで、このお悩みはスッキリ解決します。
結論から言うと、「お客様には英語のフォームで入力してもらい、社内のデータベースには今まで通り日本語で保存する」という運用が簡単に実現できるのです。
HubSpotのフォームは、設問と「プロパティ(顧客の情報を保存するためのデータベース上の箱)」を接続して、送信された情報を直接顧客データとして格納する仕組みです。
デフォルトでは、フォーム上の設問や選択肢にはプロパティの名前がそのまま日本語で表示されますが、フォーム上での「見え方(表示名)」だけを自由にカスタマイズすることができます。
つまり、フォーム上の選択肢の表記を英語に書き換えても、裏側のシステムでは元の日本語のプロパティと紐づいています。そのため、お客様が英語の選択肢を選んで送信しても、CRMにはちゃんと「日本語の選択肢」としてデータが入ってくるのです。
これなら、お客様には親切な英語フォームを提供しつつ、社内の担当者は翻訳の手間なく、今までと同じように日本語でスムーズに顧客管理ができます。
※「お問い合わせ内容」のテキストエリアなど、お客様がご自身で直接テキストを入力する項目については、記入された英語がそのままデータとして入ってきます。
それでは、データ管理の手間を増やさずにフォームを英語化する手順を、大きく3つにわけてステップバイステップで見ていきましょう。
まずは、HubSpotが用意している翻訳機能を使って、エラーメッセージなどを英語化します。
これだけで、必須項目の未入力エラーや、一部の標準的な設問が自動で英語に翻訳されます。
自動翻訳が適用されない独自の項目や、意図した英語表現にしたい部分は、手動でサクッと書き換えます。
最後に、フォームの一番下にあるボタンのテキストを整えます。
※送信ボタンも先ほどの「言語と地域の設定」で自動翻訳されますが、任意のテキストに変更することが可能です設定が終わったら、画面右上の「更新(または公開)」をクリックして完了です。
これで、社内の手間を一切増やさずに、海外向けのお問い合わせ窓口を設置できます。