HubSpotの計算プロパティは、データの自動集計や分析に非常に便利な機能です。
しかし、「計算結果がなぜか空白になってしまう」というトラブルに直面することは少なくありません。
今回は、計算プロパティが正しく機能しない原因と、その解決策となる「デフォルト値」の活用方法について解説します。
HubSpotで計算プロパティ(合計、平均、数式など)を作成した際、計算対象となるプロパティが一つでも空(未入力)であると、計算結果そのものが算出されず、空白になってしまうという仕様があります。
これは、システムが「値がないもの(Null)」を「0」として自動処理せず、「不明な値」として扱うために起こる現象です。
この課題を解決すると、新しいコンタクトや会社レコードが作成された瞬間に、計算プロパティが即座に作動するようになります。
計算プロパティを正常に動かすための最も確実な方法は、
計算に使用するプロパティに「デフォルト値」を持たせることです。
計算に使用する数値プロパティ(例:広告予算、過去の購入回数など)について、未入力の状態を「0」として扱うべきか検討します。
HubSpotのプロパティ設定にはもともと「デフォルト値を設定する」という項目がなかったため、ワークフロー(Professionalプラン以上)を使用して自動化する必要がありました。
ただ、最近のアップデートでプロパティー設定より「デフォルトを設定する」項目が追加されたため、より簡便にデフォルト値を設定できるようになりました。
上記設定により、すべての対象プロパティに「0」以上の数値が入るようになると、計算プロパティが即座に計算を開始します。
HubSpotの計算プロパティを使いこなすコツは、「空白を放置しないこと」に尽きます。
デフォルト値を自動設定する仕組みを整えるだけで、データの欠落を防ぎ、分析の精度を飛躍的に高めることができます。
まずは、現在お使いの計算プロパティで「値が空」になっているレコードがないか、リスト機能でチェックすることから始めてみてください。