組織が成長し、商談の規模が大きくなると、営業現場には「多段承認」の壁が立ちはだかります。「課長、部長、そして法務」といった複数のチェックが必要な一方で、人の異動や役職の変更は頻繁に起こります。
また、内部監査を重視する上場企業などでは、RCMやJSOXへの対応などが求められます。
本記事では、HubSpotの標準機能の枠を超え、メンテナンス性を維持し続ける「サステナブルな承認フロー」の具体的な構築方法を解説します。
現場の課題:運用の「硬直化」と標準機能の限界
多くのHubSpotユーザーが、以下のような承認業務の壁に突き当たっています。
- 標準機能の回数制限: HubSpot標準の承認機能は、1つのパイプラインにつき1回しか設定できず、複数のステージにまたがる承認には不向き。
- 多段承認へのハードル: 「Aさんの次にBさんの承認が必要」といった連鎖的なフローを組もうとすると、ワークフローが複雑怪奇になりがち。
- メンテナンスの行き止まり: 承認者の異動や退職のたびに、何十ものワークフローを一つひとつ開いて修正しなければならず、運用が持続しない(サステナブルではない)。
これらを解決するには、ワークフロー内に特定の個人名を直接書き込む(ハードコーディングする)運用から脱却する必要があります。
実現イメージ:マスタデータが承認を動かす「外付けエンジン」
それでは具体的な方法を解説していきます。動画もぜひご覧ください。