Breeze・AI - Basic Knowledge(DeepThrive)

Data Agent カスタムプロンプト(旧 Breezeに依頼)

作成者: 十亀 奈津美|Dec 8, 2025 1:59:45 PM

データエージェント カスタムプロンプトとは? 

「データエージェント カスタムプロンプト」は、ワークフローアクションの1つです。
ワークフロー内でAIに指示文(プロンプト)を送り、その応答を「変数」として後続アクション(例:レコード編集、条件分岐)で活用できます。
これにより、問い合わせの自動分類やレコード内容の要約など、従来手作業だった処理を自動化でき、業務効率と対応の一貫性が向上します。

【設定項目】

「Breezeに依頼」アクションで設定する主な項目は以下のとおりです。

  • ワークフロー登録トリガー(例:「フォーム送信時」「手動」など)
  • アクションタイプ:Breezeに尋ねる(依頼)
  • プロンプト(AIへの指示文/具体的に記述)
  • 出力の保存先(例:レコードの特定プロパティ、分岐条件として使用など)
  • 実行制限確認(例:月間実行回数、プロンプト長や応答長の制限) ※情報が明確でない場合は判断不可

【設定方法】

《設定例》
お問い合わせフォームから送信された「お問い合わせ内容」のテキストをもとに、「相談・問合せ」か「営業」か「クレーム」かの分類を行う設定、および各分岐ごとのアクション設定


  1. 左のサイドメニューで、 [自動化] > [ワークフロー] をクリックする


  2. 右上の [ワークフローを作成] をクリックし、[ゼロから作成] または [テンプレートから] または [AIを活用] から、ワークフロー編集画面を開く


  3. トリガーを設定する
    テンプレートを使用する場合は、予めトリガーが設定されているため設定不要です
    ※また、AIを活用する場合も、AIによりトリガーが作成されるため手動設定は不要です
    ゼロから作成する場合のみ、手動で設定が必要です

  4. [+ボタン]をクリックし、左側のアクション一覧から [AI]>[Breezeに依頼] を選択する




  5. プロンプトを入力する
    (例)「フォーム送信の内容を分析し、『営業』『相談』『クレーム』のいずれかに分類する
    【ポイント】分析対象は、「お問い合わせ内容(プロパティー)」であることを指示する


  6. 後続アクションとして、「レコードを編集」 や 「分岐」 を設定する
    ※Breezeの応答をプロパティに保存したり、分岐条件として使用

  7. 最後に、ワークフローを公開またはテストし、期待通りの動作となるか確認する

【参照元】

HubSpotナレッジベース|ワークフローを作成する