データエージェント カスタムプロンプトとは?
「データエージェント カスタムプロンプト」は、ワークフローアクションの1つです。
ワークフロー内でAIに指示文(プロンプト)を送り、その応答を「変数」として後続アクション(例:レコード編集、条件分岐)で活用できます。
これにより、問い合わせの自動分類やレコード内容の要約など、従来手作業だった処理を自動化でき、業務効率と対応の一貫性が向上します。
【設定項目】
「Breezeに依頼」アクションで設定する主な項目は以下のとおりです。
- ワークフロー登録トリガー(例:「フォーム送信時」「手動」など)
- アクションタイプ:Breezeに尋ねる(依頼)
- プロンプト(AIへの指示文/具体的に記述)
- 出力の保存先(例:レコードの特定プロパティ、分岐条件として使用など)
- 実行制限確認(例:月間実行回数、プロンプト長や応答長の制限) ※情報が明確でない場合は判断不可
【設定方法】
《設定例》
お問い合わせフォームから送信された「お問い合わせ内容」のテキストをもとに、「相談・問合せ」か「営業」か「クレーム」かの分類を行う設定、および各分岐ごとのアクション設定
- 左のサイドメニューで、 [自動化] > [ワークフロー] をクリックする
- 右上の [ワークフローを作成] をクリックし、[ゼロから作成] または [テンプレートから] または [AIを活用] から、ワークフロー編集画面を開く
- トリガーを設定する
※テンプレートを使用する場合は、予めトリガーが設定されているため設定不要です
※また、AIを活用する場合も、AIによりトリガーが作成されるため手動設定は不要です
※ゼロから作成する場合のみ、手動で設定が必要です
- [+ボタン]をクリックし、左側のアクション一覧から [AI]>[Breezeに依頼] を選択する
- プロンプトを入力する
(例)「フォーム送信の内容を分析し、『営業』『相談』『クレーム』のいずれかに分類する
【ポイント】分析対象は、「お問い合わせ内容(プロパティー)」であることを指示する
- 後続アクションとして、「レコードを編集」 や 「分岐」 を設定する
※Breezeの応答をプロパティに保存したり、分岐条件として使用
- 最後に、ワークフローを公開またはテストし、期待通りの動作となるか確認する
【参照元】
HubSpotナレッジベース|ワークフローを作成する